2023.02.20 Staff Blog歯科医院で働く歯科衛生士はどんな勉強をしているの?
みなさん、こんにちは😃
覚王山通オーラルケアクリニックフローレンです。
歯科医院には、様々なスタッフがいます!
むし歯など歯を削ったりする治療を行うのが歯科医師。
歯のクリーニングやケアのお話をしたりするのが歯科衛生士。
治療の際にアシスタントについたり、受付業務等行うのが歯科助手。
そのほか、医院によって
クリーニングスタッフや、管理栄養士、保育士などいることもあります🏥
歯科医師と歯科衛生士は、国家資格になります。
今日は、歯科衛生についてお話していきます!
歯科衛生士の業務は法律で3つに分類されています。
~歯科衛生士の3大業務~
①歯科予防処置
歯石やプラークの除去(スケーリング)、
歯のクリーニング(PMTC)、フッ素(フッ化物)塗布など、
むし歯や歯周病予防のための処置を行う。
②歯科診療補助
器具の用意、バキュームの操作、
歯型を採るなど、歯科医師の業務をサポートする。
③歯科保健指導
患者さんへの歯みがき指導や食生活指導、
むし歯や歯周病の仕組みの説明などをする。
歯科衛生士は国家資格なので、
就業するのには毎年3月に行われる
「歯科衛生士国家試験」に合格する必要があります。
そしてその試験を受けるには、
最低3年間、歯科衛生士養成学校で知識や技術を習得しなければなりません。
養成学校には、
専門学校のほか短期大学や4年制大学があります。
3年間の学校での学びでは、
講義と実習を2本の柱として、
知識だけでなく、実技も身につけていきます👍
- 講義
・一般教養、専門分野の基礎
専門分野を学ぶ基礎となるもの
・専門分野
より専門的な歯科の学問
・介護技術論
介護の授業
・国家試験対策
講義では歯科関連のことだけでなく、
生理学や病理学など、全身の健康に関する医療知識も学びます。
お口の健康は、全身の健康にも関連しているからです!
- 実習
・模型実習
模型をもとにした実習
歯列模型を装着したマネキンを教材に、
スケーラーやミラー、プローブやバキュームなどの
器具の使い方を学ぶ。
歯1本1本の形態の理解や施術時の姿勢が重要。
・相互実習
実際に人を対象とする実習。
学生同士で患者役と歯科衛生士役になり、
歯石やプラークの除去、歯のクリーニング、
お口の中の写真撮影やフッ素塗布、
歯型採り(印象採得)などを練習する。
・臨床・臨地実習
臨床現場で行う実習。
提携する歯科医院や病院で、
歯科医師や歯科衛生士の補助をする。
実際の臨床を経験しながら、患者対応や、
医療者間でのコミュニケーションの仕方を身につけていく。
・学内実習
就業を想定した実習
このようにして歯科衛生士は勉強を行い、
お口のプロフェッショナルになります。
そして、実際に歯科医院に勤めてからも、
まだまだ日々勉強の毎日です。
そのようにしてみなさんのお口をこれからも共に守っていきます🙆♀️
覚王山通オーラルケアクリニックフローレン
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
千種区池下の歯医者、覚王山通オーラルケアクリニックフローレン
〒464-0841
愛知県名古屋市千種区覚王山通8-33-1
052-751-8241